強みを言語化して事業に活かす!自己分析の3つの型

こんにちは、クローバーです。
起業を検討する際は、どんな事業をするのか、サービスや製品を提供するのかといった事業のアイデアや内容について考えることもあるでしょう。

事業に、あなたの持つ思考や能力など、あなたの個性や強みを掛け合わせることで事業が強固に、洗練されたものになるため、事業アイデアの検討を深める前に自己分析をしておくことをお勧めします。

今回は、代表的な自己分析のフレームワークを3つご紹介します。フレームワークの手法だけでなく、考える注意点もご紹介していますので、最後までお読みください。

SWOT分析(強み・弱み・機会・脅威)

代表的な自己分析手法の1つとしてSWOT分析があります。この分析は、あなたの事業や個人の状況を「強み」「弱み」「機会」「脅威」の4つの視点から分析する手法です。

  • 強み: あなたが得意とすることや、競争優位性を持つ分野。
  • 弱み: 改善が必要な点や、リソース不足の部分。
  • 機会: 市場のトレンドや新しい可能性。
  • 脅威: 外部環境のリスクや競争の激化。

このフレームワークを活用することで、事業の方向性を明確にし、戦略を立てる際の基盤を作ることができます。

プラス要素があなたの事業や製品サービスへの想いが反映しやすい項目が列挙され、マイナス要素は事業開始をストップさせる要素が出てくるでしょう。マイナス要因である課題を解決できるものとして分解し、プラス要素を強化したり、より実現化するための方策は何か考えるきっかけとなりますので、思いつくものをなるべく多く記載するようにしましょう。

SWOT分析のフレームワーク図

IKIGAIマップ

IKIGAIマップは、日本発のフレームワークで、「使命」「情熱」「天職」「職業」のすべて網羅する点を見つけることで、あなたの生きがいを事業(仕事)に反映させる手法です。
Will-Can-Mustのフレームワークに似た視点を持ちながらさらに統合性を高めたものとして、最近見かけるフレームワークです。

自己分析に役立つIKIGAIマップの解説図

分析方法は、まず次の四つについて洗い出し、それぞれ掛け合わせしましょう。そして、最後にこの4つの要素が全て重なるものが何かを見つけだし、あなたの「IKIGAI」を特定します。

  • 好きなこと
  • 得意なこと
  • お金になること
  • 社会が求める物(需要があるもの)
組み合わせ生まれる意味
好き × 得意情熱
得意 × 報酬職業
報酬 × 社会が求める天職
社会が求める × 好き使命
4つすべてが重なる中心IKIGAI(生きがい)

ミッション・ステートメント設計

事業設計に使われる手法ですが、あなたが経営者として何を大切にし、注力するのかを明らかにします。

経営者として事業開始直後は何でもしなければなりませんが、労力や時間は制限されています。
あなたが、事業を継続する上で、どのような価値観・行動をするのかを整理しておくとその後の事業計画策定や事業運営にも役立ちます。
次の4つについて、あなたの想いを書き出してみましょう。

要素内容例
価値観自分が大切にしていること
(例:誠実さ、創造性、貢献)
信念どんな世界観や人生観を持っているか
行動指針どんな場面でどう判断・行動するか
使命自分が果たしたい社会的役割や影響

分析をもとに、将来から逆算した事業像をつくってみる

分析を通じて得られた情報をもとに、将来の理想的な事業像を描き、それに向けた具体的なステップを逆算して計画を立てましょう。また、あなたの現在のキャリアとのつながりも検討しながら事業像を作ってみましょう。

分析によって得られた事業像とキャリア・価値観を繋げられた場合の効果

  • 自分のキャリアの方向性が、自分の価値観や目標と一致しているかを確認します。
    これにより、事業の軸がぶれにくくなります。
  • また、IKIGAIやミッション・ステートメント設計をやった方は、価値観や理想を言語化しているので、同じ思いをもつ仲間を見つけ出すこともできます。
  • 現在のキャリアと価値観のズレが生じている場合は、キャリアを価値観に合うように修正するか、書き出した価値観が現実逃避によって考えられたものなのかを整理する必要があります。
    現実と向き合うことは心理的に苦しい瞬間もあるかもしれませんが、ここまでワークをやったあなたです。これまで自分自身と向き合ったあなた自身を褒めると同時に、より良い将来のためにあともう少し勇気を振り絞って、ご自身と向き合ってください。

事業像を考える、形にする上での注意点

事業計画や自己分析を進める際には、以下の点に注意してください。
理想とする夢を現実にするためには、理想だけではダメです。また、現実ばかり見ていると、厳しい現実から行動が遠のき、夢が実現しません。そのため、バランスが必要です。
バランスをとるために、あなたの特性や状況に応じて、以下の注意点を思い出すようにしてください。

心のブロックを解除する

自分の可能性を制限する思い込みを取り除きましょう。心の制限や目の前の現実は行動すれば変わるかもしれません。

修正することをためらわない

計画は柔軟に修正しながら進めることが重要です。未来は確定していないからこそ変えることができます。計画もあなたの気持ちや能力、現実に沿ったものに変えることを恥ずかしいことと思わないようにしてください。

まずは行動。行動できる単位にブレイクダウンする

大きな目標を小さな行動に分解し、実行可能な形にしてとにかく行動をしましょう。考えているだけでは、夢は夢のままです。あなたの想いを形にするのはあなた自身です。少しの勇気をもって、行動してみましょう。

不安になるならできる事を見つけ出す

不安を感じたら、まずは自分ができることに集中し、小さな成功体験を積み重ねましょう。不安に限らず、マイナスな感情が頭に浮かぶことは当然のことです。それだけ、あなたが集中して、真摯に物事に取り組んでいる証です。
まずは、真剣に考えているご自身を褒めると同時に、不安となっている事象を解消するための行動に置き換えて、行動することに集中しましょう。そうすると、不安を忘れ、夢の実現に一歩進んでいますよ。

自己分析に役立つツール

今回ご紹介したフレームワーク以外に、自己分析に役立つツールを2つご紹介します。

ストレングスファインダー

クリフトンストレングス・ファインダー・テスト購入ページ(GALLUP)

強みや弱みを発見するための有料診断ツールです。
34の資質がランキング形式で表示されますので、SWOT分析で自身の強みや弱みを客観的に判断するのが難しいとお感じの方は、ヒントを得られるかもしれません。

転職サービスで提供している自己診断ツール

無料で利用する場合は、転職サービスで提供している自己分析ツールを活用するのも1つの手です。(ただし、事前登録を要したり、転職する意向がなければ、企業や転職エージェントからオファーがくるので、その点だけご留意の上、活用ください。)

最後に

自己分析は、自分自身との対話です。事業の土台を築くにあたって、自分の価値観や強み、情熱を言語化しておくことで、理想の未来がぐっと近づきます。SWOT、IKIGAI、ミッション・ステートメント――どれもあなたの思考の深さに触れるツールです。

起業において「どんな事業をするか」も大切ですが、「誰がそれをするのか」こそが、事業の魂になります。ぜひこの機会に、自分自身と向き合い、ビジョンの芯をつくってみてください。

また、ウォルト・ディズニーの有名な言葉があります。

「夢を追いかける勇気があれば、すべては現実になる。」 ― ウォルト・ディズニー

迷いが生まれたときこそ、この時に考えたメモを読み返してみてください。
今のあなたが重ねた言葉たちが、未来のあなたを励ましてくれます。
そして、あなたの一歩が、誰かの希望になるかもしれません。

そんな可能性を信じて、一歩ずつ、進んでいきましょう。

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