自己分析から専業起業へ:私の決断
はじめに
こんにちは。クローバーです。
「ビジネスを始めました!」と聞いても、想いの実現の仕方や始め方は様々。
脱サラして専業という形で起業するかたもいれば、本職やお勤めをしながら副業(複業)で始める方もいます。
私は安定した正社員の仕事を手放し、専業で事業を始めるという選択をしました。ただ、個々の経済状況等によってより良い選択肢は異なります。
そのため、今回は、私が専業という選択肢を選んだ理由と選ぶために行った自己分析の方法を3回に分けてお伝えします。私の体験は正解ではありませんが、一つの事例として参考になればと思います。
起業に至るまでに考えたこと(全体像)
まずは全体像をお伝えします。やったこととしては転職時に行うキャリアと類似しています。
| WORK | 内容 |
| 1 | 過去から現在までの振り返る |
| 2 | 将来について考える |
考え始めた時は、正社員として働いており、半年ほどゆっくり時間をかけながら本音ベースで考えました。
このワークを行うにあたっては、将来のことに繋がる自己分析のため冷静な状態で過去を振り返ることが効果的です。お茶やコーヒー片手にリラックスした状態で行ってください。
(Work1)過去から現在までの振り返る
それでは、前半の「(Work1)過去から現在までの振り返る」について詳しくお伝えします。
なお、今回は、自己分析シートをご用意しました。まずはシートをダウンロードし、手元に用意した上でこの記事を読み進めましょう。
[Step1]人生とキャリアの振り返る
今回添付したファイルの人生グラフを作成し、起きた出来事とそれに対してどんな感情を持ったのかを記入しました。作成するにあたって、あなた自身にこう問いかけてください。「あなたが最も幸せだと感じた瞬間は?なぜそう感じましたか?」「挫折の瞬間から得た一番の学びは何ですか?」
このシートを作成したことで、自分の人生の流れや感情の傾向を視覚的に整理することができます。また、長所を明確にすることもできました。加えて、今後の課題を洗い出す際に、この情報を基づき予想をたてることに活用できます。
人生は光(良いこと)と影(悪いこと)は共存するので、「失敗は成長のもとだった」と再評価することもあれば、「慢心は堕落の始まりだった」という出来事もあるかもしれません。
過去の出来事の捉え直しにも役立ちますので、ぜひ書き出してみましょう。
- [Step2]自分自身の特性について洗い出す
自己分析シートをもとに、性格/得意・不得意なこと/好きなこと・嫌いなこと/興味関心を持ったものなどを書き出しました。さらに、これは自己評価だと結果が偏ってしまうので、友人や同僚、ご家族など3人くらいに自分についてどう思うかの他者評価も行いました。
特に他己評価は、自分自身の新しい発見があるかもしれません。
新しい発見は、次のステップの「将来について考える」の考察に大きな影響を与える可能性も秘めています。そのため重要なステップとなりますので、焦らず時間をかけて取り組んでください。
もし、記入を頼むのは中々難しい場合は、同僚やご友人、家族とお食事する時間を設け、性格や強みについて3つのキーワードをもらうといった方法で訊いてみるのもお勧めです。
最後に、自分を見つめ直すことは時につらい・悲しい出来事に直面するかもしれません。
ですが、自己分析を通じて新たな視点を発見し、未来の幸せに一歩近づくヒントを見つけましょう。
このワークはご自身を否定や肯定をするものではありません。ありのままの記録として書き出してみましょう。
なお、この結果は明日の「将来について考える」の材料になります。結果は大事に取っておいてくださいね。
明日の記事では、自己分析の結果を基にした将来設計について具体的な考え方を掘り下げます!
お楽しみに。
