東京都の支援を活用して障害者福祉を充実させる方法|府中市の事業所が使える補助・助成・支援事業
はじめに
「東京都には事業所を支援する制度がある」と聞いても、何がどこにあるのかわからない─という声をよく聞きます。今回は、府中市内の障害児通所支援事業所が活用できる東京都の主な補助・助成・支援事業を整理します。
都の支援制度は毎年度更新されます。ここでは令和7年度時点の主な制度を紹介しますが、最新情報は東京都福祉局のホームページで必ずご確認ください。大切なのは「こういう制度がある」という知識のアンテナを持つことです。
人材確保・育成に関する東京都の支援
障害福祉人材の確保・定着支援事業(令和7年度施策のため現在締切)
東京都は令和6年度から、障害福祉分野の人材確保・定着に向けて専門アドバイザーによるサポートを実施しました。
【注意!!現在締切】📋 令和7年度 障害福祉人材の確保・定着支援事業(概要)
【人材採用・育成の協働促進】
障害福祉人材の確保定着に向けた事業所等支援事業
- 効果的な採用広報の方法・採用後の職員育成について専門アドバイザーがサポート
- 対象:都内の障害福祉サービス事業所等
【生産性向上等への取組支援(DX推進)】
障害福祉人材の確保・定着に向けた事業所等支援事業(生産性向上等への取組支援)
- 業務効率化に向けたDX推進について専門アドバイザーが事業所とともにサポート
- 記録のICT化・オンライン面談の導入等、具体的な効率化を支援
この事業は「使いたいけど何から始めればいいかわからない」という事業所にこそ有効です。専門アドバイザーが事業所の状況に応じて伴走してくれるため、「外部の目でうちの課題を整理してもらう」という使い方ができます。
サービスの質向上に関する東京都の支援
第三者評価・外部評価の活用
東京都は、福祉サービス第三者評価制度を運営しています。障害児通所支援事業所が第三者評価を受審し、その結果を公表することは、保護者への信頼発信・自事業所の課題発見・加算評価への活用という三つの効果があります。
- 第三者評価の受審費用の一部補助制度
- 評価結果はWAMNET・都の情報公開システムで公表される
- 評価結果の公表は、「自己評価・保護者評価の実施・公表義務」(省令)とは別の取り組みとして差別化につながる
障害児支援に特化した東京都の施策
医療的ケア児支援の充実
東京都は「東京都医療的ケア児支援ポータルサイト」を2023年に開設し、医療的ケア児を支援する事業所への情報提供・相談支援体制の整備・強化を進めています。府中市を含む多摩地域でも、この支援体制の恩恵を受けることができます。
💡 東京都の医療的ケア児支援(事業所における取組ポイント)
- 医療的ケア児を受け入れる事業所には、専門的な看護師配置等に係る加算が設定されている
- 医療的ケア児の受け入れ体制の整備に向けた研修サービスがある
- 「主に重症心身障害児を支援する事業所を各市町村に少なくとも1か所以上確保する」という事業所として差別化できる
📌 行政書士コラム:「制度を知ること」が機会を生む
法務の仕事では「知らないと使えない制度が山ほどある」という現実があります。補助金・助成金・支援事業も同じです。
知っている事業所だけが活用でき、知らない事業所は機会を逃し続けます。 東京都の支援制度は毎年度更新されます。
年度初めに「今年度はどんな支援事業があるか」を確認する習慣を持つことで、経営の選択肢が広がります。4-LeafClover行政書士事務所では、こうした制度情報の把握・活用支援も行っています。
